生まれたばかりの夢は、風の強い日にごつごつした岩の近くを漂っているシャボン玉のようなもの。だからこそ、ハングリーな不屈の精神と思い入れをもち、どこまでも追いかける覚悟を持たねばならない。
by ジョン・C・マクスウェル 斎藤孝 訳
生まれたばかりの夢はシャボン玉。
ここ数日、自分の中にどこか迷いが生じていて、少し鬱々とするときが多かった。
自分が目指しているのは、SE職の中でも新興分野のWeb系SE。
多分5年位前ならWeb系SEという言葉すら存在していなかっただろう。
技術の盛衰が著しいSE業界の中でもその傾向はさらに強い。
開発はアジャイルが主流で、開発には絶対的なスピードが求められる。
常に最新の情報をキャッチアップしていかねばならない。
今は頑張れる。勉強する時間はいくらでも作れる。頭もまだそんなに固くなってない(笑)。
でも、将来は?と自問すると、正直なところ自信がない。
結婚して、子供が出来て家族のための時間を確保しなければならない中で、
勉強し続けて、技術を磨き続けることが出来るだろうか?
将来にわたって通用する技術を身につけることが出来るのだろうか?
そもそも、Web系SEは将来存在しているのだろうか?
何もしないうちから、何も成し遂げていないうちから、将来を不安視するのは単なる逃げに過ぎないかもしれない。でも、今ここでの決定が少なからず将来の方向性を定めるのはおそらく間違いないから、どうしても慎重になる。
この一週間、Webアプリケーションの開発に相当時間を割いて取り組んでみたわけなんだけど、あまり「これだ!」っていうインスピレーションが正直感じられなかった。
内面から湧き上がってくる心からの充実感と渇望みたいのが、感じられなかった。
たかが一週間で判断するのは早計だとは分かってる。
でも、人生は思っている以上に短い。すべての可能性を時間をかけて検証することは不可能。
だからそういう直感的なところも、自分は大切にすべきだと思っている。
今日はなんとも鬱々とした記事になってしまってすいません。
最後に、好きなスティーブ・ジョブスのスタンフォード大でのスピーチから一部。
自分が本当に心の底から満足を得たいなら進む道はただ一つ、自分が素晴しいと信じる仕事をやる、それしかない。そして素晴らしい仕事をしたいと思うなら進 むべき道はただ一つ、好きなことを仕事にすること。まだ見つかってないなら探し続ければいい。落ち着いてしまっちゃ駄目だ。心の問題と一緒で そういうのは見つかるとすぐピンとくるものだし、素晴らしい恋愛と同じで年を重ねるごとにどんどんどんどん良くなっていく。だから探し続けること。落ち着 いてしまってはいけない。
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