風呂に浸かりながらぼーっと考え事をしていました。
「人」って、この社会で生きている以上避けては通れないテーマなんだと。
生産-消費が確立した現代社会にあって、人と一切の関わりを無くして生きていくことはできない。
で、人と関わる上で忘れがちなのが、「相手の立場に立つ」ことにある。
ここで、自分は「相手の立場に立つ」手順として次のようなステップを考えた。
1.「私がもし~だったら」と考え、相手の名前、年齢、職業といった個人情報、及び相手の長所短所、好き嫌い、ニーズや興味などの補足情報を自分のメモリー上に展開していく(イメージ)。
2.相手が置かれている状況を明確にイメージする。
3.相手の発言を相手の立場から受け止める。
4.最後に、発言に現れない相手の心情を汲み取る。
で、このステップを経る際に必須の要素が「想像力」と「経験」にあると思う。
そのどちらかが極端に欠けていると、上記のステップを踏むことは難しくなる。
経験が豊富でも想像力に欠ければ、自らの経験から主観的に相手の状況を把握することはできても、
相手の立場から物事を見ることは難しいだろう。
また想像力があっても経験がなければ、自らが経験したこともない立場に置かれている相手を正しく理解することは非常に困難だ。
このように、「相手の立場に立つ」ことは、予想以上のハードワークだ。
だけど、このハードワークを怠らずにしっかりとできるかどうかが、
人との関わりの行方を左右するように思われる。
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